諺から考える健康学 40

『一に看病二に薬(いちにかんびょうににくすり)』という諺があります。 これは、「病気を治すのに最も必要なものは、心のこもった行き届いた看病であり、薬は次の要件であるということ」という意味です。 これは、あらゆる出来事に共通して言えることような気が致します。 たとえば、政治においても、人気取りや小手先の政策をいくら重ねていこうとも、本気で国民や自国のことを思い、また、憂い、真剣に政治に取り組んでいる方の方が、本当に国益になるのではないでしょうか? 昨今は、そのような政治家の方々がかなり、少なくなっている気がします。 なので、この国はいつまで経っても、右往左往しているように思えて仕方がありません。 本気で政治に取り組む政治家は、一体、何人いるのかなぁ…、と思ってしまいますね。 これも、すぐに揚げ足ばかりを取り正義をかざす、質の悪いマスコミがこの国に蔓延ってしまった代償なのかもしれません。 そして、それを許し続け、逆に煽り続けた、私達国民の深〜い、反省点なのかもしれません。 そう考えると、私たち国民一人ひとりが、まず、「自分の生まれ育った国に感謝し、国を心から大切に思う」ということが大切なのかもしれませんね…。 健康においても如り、であります。 まさに今回の諺通り、心ある医療が患者さん方を救っていくのです。 患者さん自身も如り、です。 様々な、治療法、健康法、健康食品や、エクササイズなどなど、今、ネット上では「健康デパート」のような状態になっています。 どんなに良い方法や、モノであったとしても、その動機遺憾で効果には不思議と差が出てくるものです。 まずは「思いありき」、これを忘れないようにしたいものです。 何のための健康か、 何のために病気を治したいのか、 そして健康になったら如何に人生をおくるのか、 ここをまず、考える事が大切なような気がいたします。 さすれば、道を違えず、健康への扉を開いていけるのではないでしょうか? 私はそう考えます。 皆様は、いかがお考えでしょうか?