諺から考える健康学 23

【諺から考える健康学 23】 無い時の辛抱ある時の倹約(ないときのしんぼうあるときのけんやく)という諺があります。 これは、『お金が無い時は不自由に思っても借金をせずに我慢をして、お金があるときは浪費をせずに倹約をすると経済的に困ることはない』という意味です。 これはまさに真理です。 ただ、今のコロナ禍、これを実践しようとしても難しい人達が、人災的に出て来ていることも事実です。 コロナ禍により、「コロナバブル」というような急に事業が急成長した人たちもいれば、「天から災が降って来た」というような事業業種の方々も多数いらっしゃいます。 コロナ禍の本当の目的がどこにあるのか? また、誰がそれを狙っているのかは、わかりません。 医学的にも、経済的にも、明らかに『おかしな事態』になっているのに、それに気づく人があまりにも少な過ぎ、また、気づいた人も争いようがない事態になってしまっているのも事実です。 そういう意味では、世はまさに『緊急事態』ではあります。が、幻想の緊急事態のように、国が対応してくれるわけでも何でもありません。 1人1人が、よく考えて、方向性を定めて、出来ることからひとつひとつ、コツコツと始めていくしかありません。 本当に「不可思議な世の中」ではありますが、「当たり前のことが当たり前」として生きていける世の中に早くしていかなくてはならない、というのがこの時代に生きる私達の使命なのかもしれません。 健康においても如り、です。 病気や調子を崩した時は、無理をせず、体調を整えることをし、 健康な時は、それを長く維持できるように身体を整えさえしておけば、大事に至ることはありません。 「当たり前のことを当たり前にする」 これだけで本当はいいのですね。 自分のキャパを知り、身の丈にあった生活を送る。 これだけで健康生活は送れるのです。 何も過剰な消毒や人との繋がりを断たなくても大丈夫なのですね。 身体の持つシステムは、もちろん限界はありますが、そんなにヤワなものではないのです。 今一度、しっかりと自分を知り、当たり前のことを当たり前にしていくことの大切さを、振り返ってみませんか? 当たり前のことを当たり前として行えるというのは、実は、本当は稀有なことなのかもしれませんね。 そう気づけば、本当に感謝しかないのだ、と私は思います。 皆様はいかがお考えでしょうか?