諺から考える健康学 21

【諺から考える健康学 21】 嘘も方便(うそもほうべん)という諺があります。 これは、「嘘をつくことは良くないが、場合によっては嘘が必要なこともある。」ということです。 相手が良き道、幸せになる道を選択するように導きの手としてなら、嘘も許されることもある、といったことでしょう。 しかし、これを逆手にとって、『嘘の正当化』に使ってはいけない事は明確でしょう。 先日、「アビガンの新型コロナ肺炎の治療薬として用途特許を中国解放軍が取得」というニュースがありました。昨年1/21に、申請されていた、という事です。 この頃は、春節前で中国本土でもさほど感染拡大していない時期ですよね。感染者数もさほど多くない状況で留まっている頃です。 であるのに、なぜ、そんなに早急な、しかも特許申請までできていたのでしょう?? 「アビガンが効く」という事実は、臨床を繰り返さなければ知り得ない事ですよね?? この頃、こちらの国では「確認できていなかった」「知らなかった」を繰り返していました。 「嘘八百」が、露わになった出来事です。 これを「嘘も方便」と言い換えてしまうのは、とんでもない事です。 今、「イギリス株、インド株」など様々な国の名前で恐怖をマスコミによって植え付けられていますが、そもそもは「中国発」です。 ここを忘れずに国際的に責任を本当にとってもらわないといけないのではないでしょうか? ましてや一連の特許申請などをみて『作られたウイルス』可能性はかなり大きくなったのではないか?!と、個人的には思います。 もう、中国に「嘘も方便」で正当化させてはならない最後の時期に来ているように感じます。 健康においても如り、であります。 「〇〇健康法で、がんが治る!」 「〇〇だけで、生涯病気知らず!」 などなど、TVやSNSではよく見かけます。 そういう事例があるのは、事実だとしても、それを全てに当てはめるのはやはり無理があるのではないでしょうか? ある意味、病気で困っている方の朗報としての「嘘も方便」的な希望の持たせ方もあります。それは否定できませんが、だんだんエスカレートしていくのは如何なものか!?と思っています。 需要と供給が一致している場合は良しとしても、供給が需要を上回る時、「嘘も方便」では済まされない事も多い様に思います。 もう少し、この業界も『誠実さ』が必要な気がしている今日この頃です。 皆さんはいかがお考えでしょうか?