【諺から考える健康学 49】

『白駒の隙を過ぐるが若し(はっくのげきをすぐるがごとし)』という諺があります。 これは、「白い馬が狭いすき間をさっと通り過ぎるのを見るくらいに、人間の一生は一瞬のうちに過ぎ去るということ」で、年月のたつのが速いたとえとしても使います。 コロナ禍になって、早くも3年目になりました。ことの真相はともかく、政府、マスコミ、専門家集団は、ああでもない、こうでもない」と論議に値しない内容のことをいつまでもいつまでもやってはおりますが、私達は右往左往するのではなくて、もはや、殆どの概要は見えてきておりますので、外野に振り回されることなく、粛々と出来ることをキチッとした上で、通常の生活に戻って生活を立て直していけば良いのではないか!?と私は思います。 悪戯に恐怖心に支配されている場合は、「見えない恐怖」ではなく、「見える日常」になっていることに、いち早く気づいていく必要があると思っています。 諺通り、人の与えられた時間には限りがあり、足早に過ぎ去っていくのも現実です。 今回の騒動を総合的に自らの智慧として、失った2年間を取り戻すべく努力ていがなければならないのではないでしょうか? 健康においても如り、であります。 一生は、長いようで短いです。病の時も、苦しく不幸な感覚にはなりますが、「人生は悠久の宇宙の誕生から見れば一瞬」という観点を持って見てみる必要もあると思います。 そう考えると、長く感じる苦しみも一瞬のことであるのだな、と仕切り直し、「病になって得た智慧」を自らの財産として、明るい明日を見据えて前進していくことも大切だと私は思います。 神様がいるとすれば、私たちの一生はきっと、一回の瞬きくらいなものなのではないか?と思います。 しかし、瞬きしないと、目は潤わないですよね!? 上手に瞬きしていきたいなぁ、と思う今日この頃です。 時間というのは、人間に平等に与えられたものです。 時間密度を濃くするのも、薄く終わらせてしまうのも自分次第なのではないかと思います。 皆様は、時間というものをどうお考えでしょうか?