【諺から考える健康学 48】

『三年経てば三つになる(さんねんたてばみっつになる)』という諺があります。 これは、「生まれたての子どもも、三年経てば当然三歳になる。時の経過につれて変化しないものはない」という意味です。 ここのところ、はたまた新型コロナウイルスの新種株(オミクロン株)が、急増して世間は戦々恐々となっております。 一体、いつまでこれを繰り返すのでしょうか!? 新種株は、ほぼ季節性コロナと同様なくらいの毒性としか捉えようがありませんが、報道や国、自治体の扱いはここ2年間の新型コロナと同様な程で扱われています。 感染症に対して、ことウイルスに対してほぼ無知な国民に対して、本当にこのような対応が正しいのでしょうか? 今回(2022.1当時)は、さらに米軍キャンプを問題視していこうかのように感じさえします。 一体、よその国の国を守ってきた人々に対して、どう考えているのか? どのような世論に持っていきたいのか? 隣国恐怖が日々増している中、何をしたいのか? さっぱりわからない??と思うのは私だけでしょうか? 確かに、様々なことに目を瞑り、なぁなぁにしてきた帰来はあるでしょうが、よくよく、自国の立場や現況を踏まえていかないといけないような気が致します。 「3年経てばみっつ」になっている新型ウイルスの現況、先の大戦からは、すでに80年も経っている現況、 いつまでも当時のままのものはひとつもないということを、私たち国民も現状をしっかり見つめなくてはならない、と私は思います。 健康においても如り、です。 病気になって「辛い、辛い」「怖い、怖い」と言い続けても何も解決しません。何年言い続けても、改善することはないのです。 しっかりと、現在の身体の状況を確認し、その因果を見極めて、まずは自分自身の置かれている病気という状況を「受け入れ」なければなりません。 「受け入れて認めること」から全ては始まります。そこが、その後の反省よりも本当は難しいのかもしれません。 よく「反省できない、省みれない、同じことを繰り返してしまう」などということは耳にします。 これらは、本当は、ただ、自分の現況が見ようとせず、受け入れようとしていないだけ、なのかもしれません。 その様に、見直してみる必要はあるのかもしれません。 一番わかっている様で、一番分かっていない事。 それが自分自身のことなのかもしれませんね。 皆さんはいかがお考えでしょうか?