諺から考える健康学 32

『麒麟の躓き(きりんのつまづき)』という諺があります。これは 「どんな名馬でもつまずくことがあるように、優れた人も時には失敗する」という意味です。 前菅首相も、官房長官時代は名政治家としてやってきましたが、この訳の分からない「コロナ茶番」のお陰で、非難轟々になっています。 「何処を落とし所にしているのか!?」皆目、見当もつかないので何とも言えませんけれども、少し可哀想な気もしています。 現首相が麒麟かどうかは定かではありませんが、「何かしらの驕りがあったのは確かなのではないか!?」 とは思います。 人は、「もう出来ている」「私は大丈夫」というような驕りが出てくると、必ず足元をすくわれるものです。 常に、堅実に、ストイックに、向上心を持って、日々過ごしていかなければならないな、と自戒の念が絶たない今日この頃ですね。 健康においても如り、です。 「私は元気!」 「身体だけには自信がある!」 「ちょっと無理したくらいでは 全然平気!」 など、順調に過ごしているときこそ、驕りの心が出てきます。 その時こそが、転落の始まりなのかもしれません。 元気一杯の人が急死し、いつも不調を訴えてる人が長生きしたりすることは多々あります。 これは、『健康の驕り』がなし得ることなのかもしれません。 健康に対しても、感謝と堅実さは忘れてはならない「必須科目」なのだと私は考えています。 どんなに気をつけていても『麒麟の躓き』は起こり得ます。「躓かない麒麟はいない」くらいの気持ちで、 日々謙虚に過ごすくらいがちょうど良いのかもしれませんね。 だからといって、消極的になりすぎると、発展性のない人生を送ることになってもいけないので、2割くらいの余裕を持たせつつ、ストイックに過ごすというのが大事だと、私は思います。 皆様は、如何お考えでしょうか?