健康一転語 42 「信じる心」

本来、人は信じる心が養われると、また高まると、 多くのものを受け入れるという、「寛容さ」が磨かれるものです。 それは、信じる心が強ければ、自分軸がしっかりとしてくるからなのです。 しかし、世の中には、狂信、妄信の類が多く存在します。 そうなると逆に、「これでなくてはダメなんだ!」的な、 排他性が強くなってくるのです。 はたから見れば、「信じる」という観点では同じかもしれませんが、 真逆の現象が現れる、ということなのですね。 健康においても如り、です。 これ、と思った健康法など信じることは大切ですが、それによって、「あぁ、これはダメ、それはダメ」となるようでは、 本当の健康を手にすることはできないでしょう。 寛容さのない信じる心は、エゴでしかない、こう言えると思います。 純粋さを忘れないようにすることが、大切なのですね。