【諺から考える健康学 13】

【諺から考える健康学 13】 角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)という諺があります。 これは、「牛の角は曲がっているものなのに、それをまっすぐに直そうとして牛を死なせてしまうことから、小さな欠点を直そうとして全体をだめにしてしまうことのたとえ」のことです。 今の日本は、まさにこの通りの様な気が致します。 毎日毎日、飽きもせず、本当に当てになるかどうかもわからない検査の陽性者の数に翻弄されて、政治も経済も右往左往しています。 新型コロナ、最近は変異種のことで、「国民の命がかかっている」という大義名分を掲げてさも、重大案件をこなしているかの様に見受けられます。 本当に「国民の命」を考えるなら、なぜ、今まで大気汚染や、土壌汚染をノラリクラリと放っておいたのか?訳もわからない、危険兵器を飛ばしてくる国々に、キチッと対応してこなかったのか?そちらの方が疑問でなりません。 この国全体がマインドコントロールされた状態を如何に脱していけるのか、これは一人一人が正気になっていく必要があるのではないかと思います。 「大阪〇〇人!東京〇〇にん!」の記事と、北朝鮮のミサイル実験の記事の占める大きさの割合を見れば一目瞭然ですよね。 『どこかおかしい、何かがおかしい』と、正気を取り戻す人が増えることを願ってやみません。 健康においても如り、であります。 骨盤の歪みが云々、背骨の歪みが云々、食品添加物の害が云々、などなど小さな間違い、欠点を過大解釈して、『すべての病の原因は〇〇にある』と全身全霊をそこに注いで結局何も変わらない、ということが多々見受けられるように思えます。 一人一人が、自分の健康、自分の生命をどう思い、どう行動するのか? そこが一番大切なのです。 人をつくるのは、その人の思いであることを努努(ゆめゆめ)忘れてはならないと思います。 『思いを精査すること』これが健康の第一歩であると、私は考えております。 皆さんは、どう思われますでしょうか?