2025/09/01
【諺から考える健康学 100『最終話』】
『春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)』という諺があります。
これは、「春の夜は気候も温暖でこころよく、そのすばらしい興趣は、短い時間が千金にも値する」という意味です。
昨今、本当にさまざまな事件、事象が起きております。
国内でも政治家の裏金問題、製薬会社の健康被害サプリ、天変地異や異常気象などなど、世界的に見れば、長引く戦争や、大規模なテロなど、この地球上でまるで「膿み出し」の様な出来事があちこちで起きていますね。
これはある意味、地球という生命体を構成する人間という細胞群がかなり病んで来ているがために、自然治癒力が働いて病を治している姿なのかもしれません。
これは、長い地球の歴史から考えると幾度もあったことなのかもしれません。
その度に、私達人間は痛い目に遭っては反省して、より良い方向へと舵取りをしてきたのではないだろうか!?と考えてしまいます。
そして、また進歩と調和の日々を繰り返し、また進歩が行きすぎては、病となり…の繰り返しの歴史だったのかもしれません。
そう考えると本当に平和な時期、調和された時期というのは、有史、また有史以前も、諺通り、本当に短い期間で本当に有難い、千金の時だったのかもしれません。
このような千金に値する時間を、少しでも多く創っていくのが、私達人間の本当の仕事なのかもしれないな、と思う今日この頃です。
皆様は、いかがお考えでしょうか?
健康においても如り、であります。
人生の中で、本当に心身ともに健康でいられる時間というのは、短いのかもしれません。
本当に諺通り、春の心地よい夜、といった感じなのかもしれません。
そこから、どう対応するか、また、どう維持していくか、これがポイントなのかもしれません。
千金に値する時間を少しでも伸ばし、ある意味、ずっと千金の時をどの様にしたら過ごせるか?
人生を「健康大金持ち」として過ごしていくかは、このことを深く理解しておく必要があるのではないでしょうか?
有難き時を、心から感謝し、その時間を少しでも長く、維持し創造することが、私達人間としての報恩行なのかもしれません。
感謝と報恩、この観点はとても大切なことであり、忘れてはならないことだと感じています。
皆さま、長きに渡り「諺から考える健康学」を拝読いただきありがとうございました😊
今回で一応、100話になるので、一旦最終回とさせて頂きます。
また、続編をやるかもしれませんので、その時はよろしくお願いします!
4月中旬からは、実践的なお話をまたシリーズでしていきたいなぁ、と考え中ですので、どうぞ宜しくお願い致します!