諺から考える健康学 19

【諺から考える健康学 19】 前門の虎後門の狼(ぜんもんのとらこうもんのおおかみ)ということわざがあります。 これは、『前門の虎から逃れても後門には狼がいることから、一つの災難から逃れることができても、次の災難が襲ってくることのたとえ。』のことです。 現在、「虎のように」恐れられているのが新型コロナウイルスですが、(私的には、本当の虎は、情報統制のような気がしますが…)今なんだかんだ言って、とても無駄に見えるような施策をドンドン行っていっております。 しかし、よく考えてみると、この後もっと大きな出来事、恐ろしい事態が起こった時に一体、どう対処するつもりなのでしょう?? 言ってしまえば、感染症というのは日頃の身体づくり、日頃の生活をキチッとしていれば恐れるに足らないものです。 品行方正な、健康生活を送っている方々を中心に拡がっている感染なら恐れても仕方ないかもしれません。 人が風邪をひく時、必ず原因になっている生活の乱れがそこにはあります。 実際問題、コロナも同じレベルですよね!? なのに「人のせい、モノのせい」にして考えているので、「緊急事態宣言を出せば収まる」的な世の中の風潮になってしまっているような気がします。 この後、仮にバブルが弾け始めている中国が世界を相手に暴れ出したらどうするのでしょうか? 意味もないと思われるコロナ対策の結果訪れる、経済危機をどう対処していくのでしょうか? 私はこの「後門の狼」の方が心配でなりません。 そろそろ、全国民が目を覚まして、次に起こりうる困難に向けて対応していく必要が急務であるような気が致します。 健康においても如り、であります。 ウイルス対策で、クリーンを目指しすぎた結果起こっている自分の身体の異常に気づかずに来ていることも多々あります。 マスクの弊害、除菌による良性の常在細菌の低下、行動制限によるストレス等々、徐々に身体の変化が現れき始めています。 今一度、身体もリセットして、極端なことを抑え、中道に入る必要があるように思えます。 感染対策は、「手洗い、うがい、換気」このくらいで充分でしょう。これは、ナイチンゲールの時代から何も変わっていないのです。 これ以上でもこれ以下でもない、という事をどうぞご理解くださいね。 それよりも、過剰なコロナ対策で悲鳴をあげ始めているご自分の身体を確認してください。もうそろそろ、「ヒトのせい、環境のせい」となっている感染対策にピリオドを打つタイミングです。 病の根源は、いつの時代も、どんな時も「自分自身」にある事を忘れないようにして、本当に必要な事を取り入れて行なっていくことが大切です。 さすれば、如何なる困難が降りかかって来ようとも、しっかりと対応して行けるようになる事は間違いありませんから。 皆様は、いかがお考えでしょうか?