健康一転語23「病を活かす」とは  

 

健康一転語23「病を活かす」とは 
「活かす」という言葉は、氵に舌と書きますね。
つまり、潤いを与える様な、そして、そのものが本来の姿を取り戻す様な、そんな感じの漢字ですね。(駄洒落ではありません^o^)
人を活かす、チャンスを活かす、時間を活かすなど、人生に潤いを、豊かにする言葉か、と思います。
病においても如り、です。
「病を活かす」という事無くして、病の存在意義というものはない、と思うのですね。
では、病を活かすとは、一体何でしょうか?
「病を通じて、人生に潤いを与えたり、人生を豊かにする」ということでありましょう。
病の時、人は様々な事を考えるでしょう。
そして、病を機に、それまでの人生の反省や自己観照をするのです。
現代の秒刻みの毎日で、なかなかその時間を作ることは難しいのではないでしょうか?
しかし、この反省や自己観照ということは、人生の潤いや豊かさには、必要不可欠なことなのですね。
だからこそ、日常を離れざるを得ない「病の時」こそ、これが出来うるのです。
そして、この事こそが「病を活かす」ということなのですね。
病の時こそ、天から頂いた絶好のチャンスと考えて、「病を活かす」ということをしていこうではないですか。
さすれば、「病、また良し」と心中から思う事が出来、かつ、「病に感謝する」ということが出来るのです。
これが、病が存在する理由なのですよ。