諺から考える健康学 16

雨降って地固まる(あめふってぢかたまる)という諺があります。 これは、『人は雨を嫌がるものだが、雨が降ったあとは、かえって土地が固く締まり、よい状態になる』という意味です。 今日からまたまた「緊急事態宣言」が発令されて、東京、関西と自粛モードになっています。 「もう勘弁してほしい…」と思っている人が大多数でしょう。 ひとつのウイルスの流行に対して、この方法が有効かどうかというのは、「?」のところは多々ありますが、それはさておき、まさに、今のコロナ禍は人類にとっての「大雨」といっても過言ではないでしょう。 であれば、この後、どのくらいの意味が本当にあるかどうかわからない対策法を繰り返しつつも、雨が止んで、地固まる時が必ずやって来る、ということでもあります。 そうであるならば、今、起こっている出来事への悲しさや愚痴不平不満を言い続けるのではなく、次に来る良い時代が、如何なるものになるかをじっくりと思考しながら、その時に向けて何が出来るか?を考え、かつ、今何をしておくのか?を考えて行動するのが得策ではないでしょうか? 健康においても如り、であります。 今、現状の辛い、痛いなどばかりにフォーカスしていても、一向に楽にはならないのですね。 人間、生きている以上は治ろうと、または、最適になろうと働いているものなのです。 そうならば、次の健康生活に向けての一手を打っていく方が得策なのです。 簡単な例えで言えば、毎日散歩をする、毎日睡眠時間をしっかりとる、など今までしてこなかった事をやってみることですね。 意外と、そんなところに健康回復のカギが隠されているかもしれません^ ^ 雨降りを嘆いても始まりません。地固まって、どんな肥沃な大地にするかにフォーカスしていきたいですね。 その方がワクワクする日々を過ごせるように思います。 皆さん、いかがでしょうか?