【諺から考える健康学 59】

『生きの臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)』という諺があります。 これは、「自分の息の臭いのは本人はわからないように、自分の欠点には気がつかないものだというたとえ」のことです。 最近の政府見解は、まさにこれでしょう。 マスクの着用方法など、最たるものですよね!? 始めからわかっていることなのに、さも「国民のためを思って」かのようにコロコロと意見が変わる。 これは、医療の専門家の意見では無く、「政治的判断を医療的に表現した」にしか過ぎないでしょう。 2020年初頭の時点では、まだウイルスの特性がハッキリしてなかったという事があったので、まだ、そのような見解が出てくるのはまだ、わかります(適正な見解ではありませんでしたが…)。 しかし、日を追うごとにウイルスの正体がハッキリしてきても尚、継続し続けたマスク見解。 政治的判断以外の何物でもないですよね!? お上の一声がなければ、「マスクは無くても大丈夫」と思えない私達国民側も同様かもしれません。 自分達の悪臭が国全体に広がっていても、気がつかない。否、「気がつかないふり」をし続けた弊害は、これからいろいろな形で露呈してくるのではないか!?と、思うのは私だけでしょうか? 皆様はいかがお考えでしょうか? 健康においても如り、であります。 感染症対策を機に、「健康志向」「健康に対する意識の変化」というのが、かなりウエイトを占めるようになり、様々な健康法、健康食品、また健康情報が跋扈致しました。 SNSの普及で、かなり様々な情報が一気に人々に浸透していきましたが、明らかに「健康志向というより商売志向」というものが蔓延った感があります。 特にネットワークビジネス系には多く見られた感じが個人的にはしています。 一部の人たちの膨大な利益、一部の自分で判断が下せない人たち(ある意味犠牲者ですが)のための健康志向が多々、出没したのではないかなぁ、と思っています。 そこにそろそろ気づく時がやってきたように感じます。 「自分の息が(生き方が)臭い」と、気づくには、常に自分と向き合っていないと気がつかないものです。 健康に関しても、何か事が起こったらそれに合わせて、それに扇動されて考えるものでは無く、常に自分のカラダと常に向き合っていないとわからないものなのです。 ここが大切です。 「自分と向き合う」 これなくして真実の姿を知ることも真実の未来を描くこともできないのですね。 自分と向き合うのは、勇気がいります。 なぜなら、認めたくない自分の姿が山のようにあるからです。 しかし、本当に勇気を持って、覚悟を決めて自分自身に向き合っていかなければいけないな、と最近特に感じます。 かく言う私自身も同じです。 勇気を持って、本当の自分を知り、本当の歩むべき道を歩んで参りましょう。 そこに本当の健康、真実の人生が構築されていくのではないでしょうか!? 皆さまは、いかが思われますでしょうか?