諺から考える健康学 15

【諺から考える健康学 15】 千金を買う市あれど一文字を買う店なし(せんきんをかういちあれどいちもんじをかうみせなし )という諺があります。 これは、『市場ではどんな高価なものも買うことが出来るが、一つの文字も買える店はないということから、文字を覚えるためには自分自身で学ぶしかないことのたとえ。』のことです。 今の世の中、何でもお金で解決がつく事が多くはなっています。 逆に、お金で何でも解決してしまおう、という傾向性もあると言っても良いでしょう。  コロナ禍においても、「助成金」や「補助金」などを乱発して、それで解決しよう、納得させよう、としている節があります。 しかし、大切なのはこの大騒動の源でもある「ウイルスの本当の姿を知ること」なのではないでしょうか? 中国発(ここが既に忘れ去られている感がありますが、大事なところだと思います)の新型コロナウイルス。 ウイルスとは何か? コロナウイルスとは何か? ヨーロッパやアメリカで多くの死者が出たのは何故か? 日本での『本当の感染の状況』は?? などなど、『本当の新型コロナウイルスの姿』を知ることは、お金で買うことは出来ないのです。 自分自身が「何故、ここまで恐れられ、国を挙げていろんな施策をしているのか?」の、矛盾や奇異性を知ろうと努力する以外ありません。 『何かがおかしい』と、気づくことは自分自身の思いであり『一文字』に値することなのではないでしょうか? 健康においても如り、であります。 健康に関するグッズ(健康食品や健康法など)や、治療をしてもらうことは、お金があれば誰でも買ったり受けたりは出来るかもしれません。 しかし、『自分が何故に、今の病気になるに至ったか?』を知って、そこを見直していくことは、 自分自身の努力以外は、無理なことなのです。 いくらお金を払っても、苦しい人生を他の人に送ってもらうことは不可能なのですね。 自分に起こっている現実、状況、というのは、いくら他人や世の中のせいにしようとしても結局、自分自身の事として受け止めなければ前には進めないのです。 『自分にとって本当に大切なことは何なのか』 これを知り、自分自身の問題として受け止めて、前に進もうとする事が、大切なのです。 本当に大事なことは、お店にもネットショップにも売っていません。自分で考えて、自分で変えていく努力をしていく事が、どうしても必要なのではないでしょうか?